風呂で行うコンジローマの予防法

2000年からの統計では、コンジローマに感染した人は報告されただけでおよそ4500人でした。2005年には6700人にまで増加し、女性は20歳~24歳、男性は25歳~29歳までが感染者のピークを迎えています。あるデータでは全国で4万人もの感染者がいるとされ、どの年齢層でも感染する可能性はあります。コンジローマの最大の予防法は、性行為をしないことです。しかし風呂に入ることで、周囲にコンジローマをうつさないか心配する声もあります。一般的に風呂では病原菌をうつすことはないとされます。通常の性感染症の病原菌は、単独で生存することができません。よって性行為以外の感染経路では感染しにくいです。直接接触しない風呂で細菌が繁殖することはないので、特別な予防法は不要です。一方で、湯船だけでなく椅子に座ることがあります。尖圭コンジローマの中には、外陰部や膣にはイボがないのに、肛門の周辺に集中している場合があります。このケースでは性行為の経験が全くない人でも感染していることが多いです。これらの人々は、風呂で洗いすぎできる可能性があります。皮膚は洗いすぎると必要な皮脂まで落とされるので、肌の潤いが無くなってカサカサします。肌のバリア機能が失われると、少しの刺激でも対応できずに細菌が繁殖しやすくなります。その状態で公衆浴場やサウナ、温水便座などを利用すると、椅子に座る行為だけでも細菌が付着して繁殖することがあります。特に肛門や外陰部はデリケートな部分なので、ゴシゴシと洗いすぎないことはコンジローマの予防につながります。コンジローマがどうしても気になる場合は、一番最後に風呂に入ったり、椅子をしっかり洗浄したりすると良いです。